院⻑からのメッセージ

患者さまの多くは、心に不安を抱えながらクリニックの門を叩きます。そんなときに、
たとえ病気でなかったとしても、患者さんに寄り添い、心のささくれや気がかりが
解消されるような真摯な診察を行なう姿勢が大事ではないでしょうか。
短い時間の中で対話を重ね、患者さまの暮らしや背景をふまえながら2人3脚で
病状に向き合っていく、それが当院がめざす姿です。

私はこれまで大病院の勤務医として、2000件以上におよぶ人工関節手術を携わってきました。
その実績と知見をもとに、ここあびこに開院したのが当クリニックです。

独立・開業するとメスを置く外科医は多いですが、
私自身は今も執刀を続けています。初診から症状を見守り、
診断・治療をしてきた医師が責任をもって手術することは、
患者さまの大きな安心にもつながります。
手術することは、その患者さまの“人生”を一緒に歩む覚悟をもつということです。だからこそ大きな責任を伴いますが、その分、元気に回復していくお姿を拝見できたときのうれしさは、はかりしれません。

医師と患者さまが、ともに困難を乗り越える夫婦のような
信頼関係を築けるよう真摯に対応し、患者さまの“一生のサポート”を行なう医療を展開していきます。

診療方針について

患者さま一人ひとりの症状を的確に診断し、投薬やリハビリ、
手術など多彩な治療手段の中から最適な方法を提案します。

  • ●患者さまとの“人付き合い”を大事にした診療を行ないます。

    当院では、一人ひとりの患者さまにふさわしい治療方針を提案するためにも、たくさん会話をします。
    たとえば、運動中のケガであれば、サッカーなのかバスケットなのか?野球で肘を痛めたならポジションは
    どこなのか?痛みが生まれたシチュエーションや背景、回復後の暮らしや活動状況などを把握した上で、
    治療方針やリハビリテーション計画を決定。
    ただ医学的な話をするだけでなく、人となりを知り、その方の人生をサポートする姿勢を大事にしています。

  • ●症例に応じ、投薬やリハビリテーション、手術など多彩な選択肢を提供できます。

    痛み止めやブロック注射、リハビリテーションだけでなく、手術に至るまでできる豊富な治療の選択肢が
    あることで、患者さまにとって本当にふさわしい治療を適切に勧めることができます。
    また、当院で取り扱いのない専門手術についても提携病院への紹介が可能です。
    一般的にはお断りされることも多い難治症例や再手術にも、最新の知見をもって粘り強く治療法を模索します。
    リハビリテーションについては、10名の理学療法士による多面的な知識で、経過に合わせたメニュー提案を
    行ないます。

  • ●手術実績2000件以上で磨かれた、診断力とオペの技術があります。

    適切な治療する上では、“的確な診断”をくだすことがとても重要です。
    そのためには、医学知識はもちろん、どれだけ多くの症例や術式に触れたかがものを言います。
    私は勤務医時代、ひざ関節・股関節治療において業界の権威であるドクターに師事し、
    正確な診断力を養ってきました。また一概に手術といっても多様な術式がありますが、
    10年間で延べ2000件以上の手術に関わってきた経験のもと、人工関節治療にまつわるあらゆる手術を
    行なえるのが強みです。

地域で1番
頼りにされるクリニックへ

“すりキズからオペまで”、何でも相談できるよう裾野を広げ、多彩なアプローチで患者さまの生涯のサポートできるクリニックを、これからもめざし続けます。またさらに今後は、ご来院いただくのが困難な患者さまが、住み慣れたご自宅で診療やリハビリテーションを受けられるよう、訪問診療やオンライン診療、訪問リハビリの充実もはかっていく所存です。

スポーツ整形外科については、理学療法士による、術後の機能改善に向けたリハビリテーション、競技へのスムーズな復帰や再発防止を目的とするストレッチ指導などを行なえます。クラブチームのメディカルトレーナーとしてのご協力も可能ですので、気軽にお問い合わせください。