こんな症状は
ございませんか?

階段の上り下りが辛くて、支えなしでは動けない。
正座やしゃがむ姿勢ができなくなった。
かがむのが辛くて、足の爪が切れない、靴下を履けない…。

そんな症状にお悩みではありませんか?

加齢や歩き方のクセ、運動不足、肥満など、さまざまな要因から、ひざ関節や股関節の痛みは生まれます。当院では、鎮痛剤やヒアルロン酸注射といった投薬治療から、リハビリテーション、手術など多様なアプローチで、患者さまの関節の機能再建に努めます。

とくに当院の大きな強みは、数々の大病院で10年以上にわたり、ひざ・股関節治療の専門医として、のべ2000件以上の手術実績をもつ院長の圧倒的な知見による的確な診断力とオペ技術です。開院初年度でも、すでに年間70件以上の人工関節手術の実績があります。

人工膝関節手術においては、ただ痛みをとるだけの手術ではなく、術後の機能を最大限に発揮できるように、よく曲がり、安定した関節再建をめざしています。人工股関節手術においては、全国的にも大規模な病院しか所有していない最新のコンピューターナビゲーションシステムを導入し、ハイパフォーマンスが可能な人工股関節全置換術を行っています。
また、他院で治療を断られたケースやすでに治療を受けたけど症状の改善が乏しいケースなどについても決してあきらめることなく、どんな症例でも親身になって対応させていただきます。術後のリハビリテーションについてもひざ・股関節に特化したクリニックならではの専門的理学療法をご提供させていただきます。

ひざ関節

ひざ関節の痛み

ひざの痛みを訴える方で最も多い疾患が、「変形性ひざ関節症」です。痛みや違和感を自覚している方は、全国で800万人を超えると言われており、今後も増加すると考えられます。原因は、加齢によってひざの軟骨がすり減ることの他、スポーツや力仕事、肥満によるひざへの負担などから起こります。

症状例
  • ・ 歩くときにひざ関節が痛む
  • ・ 立ち上がる時に痛い
  • ・ 曲げるとゴキゴキいう
  • ・ O脚になってきた
  • ・ 階段の上り下りが辛い
  • ・ しゃがむことができない
  • ・ 正座ができない
  • ・ ひざに水がたまる
  • ・ 曲げ伸ばしするとゴキゴキいう
代表的な疾患
  • 変形性ひざ関節症
  • 関節リウマチ
  • 半月板損傷
  • 特発性骨壊死
  • ひざ滑膜炎

当院の治療について

当院の方針と特徴

まずは、投薬(痛み止め・湿布)やリハビリテーションからは じめ、変形の程度によってはヒアルロン酸注射などを行ないます。投薬で痛みを抑えながら筋力トレーニングを行なうことで改善に向かう場合もありますが、痛みがなかなか取れず、日常生活に支障をきたすような症状が出てきている場合は、手術の選択も視野に入れることが必要です。

手術のタイミングを逃すと、関節が変形し尽くして手遅れになってしまうケースもあります。少しでも違和感や痛みを感じ始めたら、まずはご相談ください。症状の程度に応じた治療法や手術に踏み切る適切なタイミングをご提案いたします。

投薬治療
  • ・一人ひとりに合わせ、様々な種類の鎮痛剤を駆使します
  • ・ヒアルロン酸注射や関節内注射はできるだけ痛みを感じることがないよう、やさしく丁寧に注射します
リハビリテーション

症状や仕事内容、日常生活での使い方に合わせ、オーダーメイドでリハビリメニュー を組みます。疼痛や変形の程度に関わらず、患者さま一人ひとりのニーズに合わせた治療目標を立てて機能改善をめざします。

  • ・ 弱っている筋力を鍛えるトレーニング
  • ・ 痛みのある筋肉や腱へのリラクゼーション
  • ・ 体の使い方や日常生活動作指導
  • ・ 電気治療による除痛
手術
人工ひざ関節全置換術

すり減った軟骨や変形した骨の表面を削り、金属でできた人工関節をはめ込む手術です。これまで痛みを感じていた軟骨表面を取り除いてあげれるのでその除痛効果は高く、これまでのO脚やX脚が元のきれいなまっすぐな脚に戻り、また膝の可動域も広がります。近年では、痛みを取るだけでなく、より患者さまの満足度が高い治療が求められています。治療技術が進歩し、当院ではコンピューターによって正確で安全に手術ができるナビゲーションシステムを使用しています。人間の目測で手術を行うと、骨を削る角度が2~3度の狂いが生じがちですが、このナビゲーションシステムでは手術中に骨を切る角度が0.5度単位で表示されるので、正確に足をまっすぐに矯正することが可能になり、それによって術後の機能が良くなり、人工関節の入れ直しのリスクを減らすことが期待できます。

人工関節の1例
軟骨が完全に
すり減った状態
白くみえる部分が
人工関節
ナビゲーションシステムにおける術前後の脚の様子
単顆型人工ひざ関節置換術

膝関節のすべての軟骨表面を削る人工膝関節全置換術とは異なり、変形した部分が内側だけにとどまっている方に最適な人工関節手術です。この手術は傷口も小さく、傷んだ内側の骨の表面のみを削って部分的な人工関節をはめ込みます。靭帯や外側の関節などは一切触らないので術後の疼痛も少なく、身体へのダメージも最小限で、リハビリテーションもスムースです。また何といっても術後の膝関節可動域が全置換術であれば120~130度程度であるのとは大きく異なり、内側だけの人工関節であれば正座も可能なほどに回復される方も大勢いらっしゃいます。一般的には熟練した膝関節外科医しか行えない術式なので、さほど手術件数は多くないですが、当院では適応のある患者さまには積極的に行っております。

股関節

股関節の痛みと傾向

脚の付け根にある股関節は、かがんだり、あぐらをかいたりする上でも欠かせない関節です。股関節に痛みを感じる疾患は「変形性股関節症」であることがほとんど。日本人特有の骨格の性質が起因しており、とくに40〜70代の女性が多く発症する傾向にあります。

症状例
  • ・歩くときに股関節が痛む
  • ・夜中に寝るときや起きた時に痛みがある
  • ・上り下りが辛い
  • ・あぐらをかくことができない
  • ・重いものが持てない
  • ・かがんで靴下が履けない
  • ・曲げ伸ばしするとゴキゴキいう
代表的な疾患
  • 変形性股関節症
  • 関節リウマチ
  • 特発性⼤腿⾻頭壊死症
  • ⼤腿⾻頭軟⾻下脆弱性⾻折

当院の治療について

当院の方針と特徴

股関節は、非常に診断がむずかしい疾患です。ひざや足首などと比べて深部にあること、また痛みも広範囲にわたるため、腰やひざの疾患との見極めも困難です。初期段階ではレントゲンをとっても発見できないこともあります。その点に関しては、これまでの数多くの症例に触れてきた経験があるからこそ、豊富な知識とノウハウで早期発見・的確な診断をできると自負しています。

まず基本的には、消炎鎮痛剤などで痛みを抑え、リハビリでトレーニングを行なうなど、手術以外の保存療法で改善をはかります。それでも症状が改善しない場合は、軟骨の状態に合わせた術式で、手術を行なうことになります。

投薬治療
  • ・一人ひとりに合わせ、様々な種類の鎮痛剤を駆使します
  • ・鎮痛薬でも改善しない疼痛には股関節内ブロックなどを併用し、除痛を行います
リハビリテーション

症状や仕事内容、日常生活での使い方に合わせ、オーダーメイドでリハビリメニューを組みます。疼痛や変形の程度に関わらず、患者さま一人ひとりのニーズに合わせた治療目標を立てて機能改善をめざします。

  • ・ 弱っている筋力を鍛えるトレーニング
  • ・ 痛みのある筋肉や腱へのリラクゼーション
  • ・ 体の使い方や日常生活動作指導
  • ・ 電気治療による除痛
手術
人工股関節全置換術

すり減った軟骨や変形した骨の表面を削り、金属でできた人工関節をはめ込む手術です。股関節の痛みを取り除くだけでなく、可動域を広げ日常生活動作をしやすくします。また短くなっていた足を左右同じにそろえることで歩行様式もかなり改善します。当院の股関節手術の特徴は術前に患者様のCTデータをもとに、人工股関節設置後の可動域が最大になるようにインプラントの設置位置を三次元的にシミュレーションし、その算出した角度を手術中にもコンピューターナビゲーションシステムを用いて正確に設置することができることです。このことによって、一般的な人工股関節の合併症である「脱臼」のリスクを限りなく減らすことができ、実際にこれまで行ってきた人工股関節術後の脱臼発生率は0%です。患者さまへの動作制限は一切することなく、人工股関節が入っていることを忘れるくらいの生活に復帰していただくことを心掛けています。

人工股関節全置換術
術中ナビゲーションにて術前計画とおりの正確な位置にインプラントを設置します。
低侵襲手術

変形や可動域制限が少ない症例に対しては、股関節周囲の筋肉や腱を一切切らずに、筋肉と筋肉の間をいわゆる「のれん分け」するように股関節へアプローチする低侵襲手術を取り入れています。長期的な治療成績は低侵襲手術とそうじゃない手術との差はありませんが、術後早期の痛みが少なく、術後の機能回復が早いことがメリットです。どうしてもご事情などで早期に退院しないといけない、すぐに職場復帰しないといけないなどの患者さまには最適な手術方法です。

ナビゲーションシステムによる
正確で安全な手術を実施

当院では、ひざ・股関節疾患における人工関節置換術において、コンピューターによって正確で安全に手術ができるナビゲーションシステムを導入しています。手術中に骨を切ったり、削ったりする角度がリアルタイムで表示されるため、正確な骨切りと、正確な角度でのインプラント設置を行うことができ、術後の機能改善および人工関節の入れ直しのリスクを減らすことが期待できます。

この手術支援システムは、国内の大規模な病院でも導入しているところは1割ほど。
クリニックで採用しているところは、全国でも当院のみです。これまで大阪大学関連病院で提供してきた高度な
人工関節手術をクリニックでも変わらず引き続き提供し、患者さまがより高い満足度を得られる治療を追求
していきたいと思っております。

CT-based ナビゲーションシステム